自動車保険

FP豆知識 -車のあれこれ-

こんにちは。
FPのそらいちです。

今日のテーマは『車』についてです。
夢を聞いていくと
夢の中に車が書いてある方が多いです。

確かに車は憧れの対象ですよね!
僕も乗りたい車はあります!
個人的にはレクサスのIsが好きです。

ただ乗ってる車、乗りたい車は違うと思います。
何故かというとやはり家計面。

普通車が欲しいけど
固定費が上がってしまうからと
遠ざかってる方が多いと思います。

では、家計の面から行くと軽自動車と普通車は
どれくらい変わってくるのか?

軽自動車vs普通車!維持費を比較

では、軽自動車と普通車の維持費は
年間でどれくらい違うのか?
実際に比較してみましょう。

僕の周りでも多い、
軽自動車はダイハツ・タント(660㏄)と
普通車はマツダ・デミオ(1300㏄)で
シュミレーションしてみましょう。
比較する項目は下記の通りです。

①自動車税(軽自動車税)
…毎年4月に納付書が送られてくる税金です。
②車検代(自賠責保険、重量税、印紙代、検査費用)
…2年毎(新車購入時は3年)に車検を行います
※印紙代検査費用は同様と試算します

①自動車税(軽自動車税)
軽自動車10,800円/年
※平成27年4月1日以前の車は7,200円/年
普通車34,500円/年

②車検代
・自賠責保険
軽自動車12,535円/年(25,070円/2年)
普通車13,920円/年(27,840円/2年)
・重量税
軽自動車3,300円/年
普通車7,500円/年

結果
軽自動車26,635円/年
普通車55,920円/年
※今回エコカー減税などは考慮してません。

29,285円/年変わってきます。
月に換算すると約2,440円

『なんだ。それくらいか。』

という声も聞こえてきそうですが
他にもガソリン代駐車場代自動車保険代
車の備品代(タイヤなど)で差がついてきます。

あくまでも変えようの無い部分での比較なので。

ちなみに先ほど月2,440円ほどですが

10年で比較すると

29,285円×10年=292,800円

約30万円の違いですので
結構な差になりますね。

乗りたい車に乗るためには?

では、乗りたい車を我慢して
ずっと軽自動車に乗るのか?
僕はそうではないと思っています。
大前提、
【夢や目標などの人生プランニング】が大切です。

乗りたい車があるなら是非乗って頂きたい!
と僕は考えています。

ではどうするのか?

答えは簡単です。
2,440円/月支出が増えるのであれば
収入を2,440円増やすか
支出を2,440円減らすか
そのどちらかです。

そうでなければ貯金していく額が減るか
貯金が減っていくかだけになります。

ただし!注意しておくことが
先ほどお伝えしたように
【夢や目標などの人生プランニング】が大切です。
闇雲に固定費を削ると
別の目標がクリアできなくなる可能性があります。

自動車保険の考え方

車に関連したことなら同じ車関連で
実際にメリットを出してみましょう。
自動車保険には強制的に入る『自賠責保険』
お客様が自分で入る『任意保険』があります。

多くの方が自動車保険と仰っているのは
この任意保険ですね。

自動車保険の考え方としては
『あなたが自動車保険で何を求めているか?』
これは自動車保険だけではないですが
まず目的は何かこれが一番大切です。

自動車保険は主に保障は3つです。
①相手の補償(対人/対物)
②自分の補償(人身/搭乗者)
③車の補償(車両)

ということは
正直、自動車保険で求められている内容は
最初からほぼ決まっています。

『万が一、事故が起きた時対応ができればいい』

生命保険のようにいつまでに
いくら必要などのプランニングが
あまり必要ではありません。

自動車保険の見直す点としては
主に誰が運転した時に保障するの?
の部分だと思います。

無料の自動車保険一括見積もりサービス

例えばよくあるケースとして
大学生になったばかりのお子さんがいて
東京の大学に進学をしたとします。
年に1回は帰ってくるので
お子さんも乗れるように
保険の運転者の保障の範囲を広げておく。

?よくあるケースじゃないの?

そうなんです。よくあるケースなんですが、
ここに落とし穴があるんですね。
自動車保険というのは
運転者の範囲を広げれば広げるほど
保険料は高くなってしまいます。

例)
運転者
≪安≫ 本人限定⇔誰も限定しない ≪高≫
年齢
≪安≫ 35歳以上限定⇔全年齢 ≪高≫

では先ほどのケースで行くと
運転者は『家族限定』ですが
21歳未満なので『全年齢』対象になります。

各社によって違いますが
全年齢対象になると保険料はかなり高くなります。
40%以上変わるところもあります。

『でも仕方がないんじゃないの?』

確かに保障をつけておかないと
自動車保険のそもそもの目的は達成できなくなります。
ただ保険もあくまで手段です。
それですべて補わなくてもいいですよね?

そこで『ちょいのり保険』という1日保険があります。

ちょいのり保険

http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/ichinichi/?tdcid=undefined

ちょいのり保険は24時間500円という安さで
最長連続7日までかけれます。
これなら乗るタイミングだけかけておけば
それであれば先ほどのケースの場合も
全年齢対象にしなくていいですよね?

更に、自動車保険には
『代理店型』『ダイレクト型』の2種類があります。
大きな違いは代理店という店舗と
それに対し人がいるかどうかです。
ダイレクト型というものは
主にインターネットでの申し込みになります。

実はこの2種類。同じような保障内容でも
ダイレクト型の自動車保険が
安いケースがほとんどです。

『ただインターネットの申込は本当に大丈夫なの?
『人がいる方が安心な気がする』

事故を起こしたからと言って
その代理店の担当者の方が
現場に来てくれる訳でもありません。
夜中なら尚更電話にも出てくれないはずです。
そうなるとかけるのはどちらもコールセンターです。
ダイレクト型というものの
対応するのは人です。
その点はあまり遜色はないですね。
むしろロードサービスや事故対応などは
ダイレクト型の方が対応がいい印象です。

また僕の経験上代理店型からダイレクト型に切り替えただけで
保険料が半分以下になったケースもあります。

先ほどもお伝えしたように
正直、自動車保険で求められている内容は
最初からほぼ決まっています。

『万が一、事故が起きた時に対応ができればいい』

生命保険のようにいつまでに
いくら必要などのプランニングが
あまり必要ではありませんので
その部分は手を打っていけるポイントです。

実は車検は自分でできる!

あととっておきの裏技ですが
実は車検は自分でできるって知ってました?

『ユーザー車検』というやり方があり
覚えてしまえば誰でも簡単にできてしまいます。

ユーザー車検のやり方については
別で詳しくお伝えしますね。

できない理由を考えるより
できる理由探してみる。

どうですか?
月2,440円のメリット出そうじゃないですか?
もちろんその他も含めると
まだ足りないかもしれませんが
できない理由を考えるより
できる理由を探していく。

貯金もなんとなくではやはり貯まりません。
貯金に名前を付けてどうやったらできるのかを
考えていくのが大切です。

僕も3年後乗りたい車に
乗ってる自分をイメージしています!

FP空一